点数計算が出来る人出来ない人

最近、本走に入りたくない。出来れば。
入ったら常にイライラしてるような気がする。
まあ、仕事だから顔に出さないように努力はしているが。
切るのは遅い。そのくせ人の長考には急かす。マナーは悪い。
特に若者。人に講釈垂れるのはいいが、もっと出来てからにしてくれ。
頭は悪い。点数は覚える気無い。その上、向上心のかけらも無いときた。
北大?卓上では学歴は点数になりません。
その反面、向上心がある奴は伸びる。入って2ヶ月のメンバーの彼。
素直で一生懸命だから可愛がられるし、盆面も良く、見ていて気持ちいい。
何より根性がある。メンバーという立場上、点数計算は必須条件なのだが、入った当初全くと言っていいほど、彼はそれを出来なかった。
そこで、覚えるために店長が「わからない点数ではアガらない」という提案をした。
彼は即実行。当然制限されているわけだから、負けは込む。
安いレートとはいえ、積もれば結構な額だ。なかなか出来ることじゃない。
しかし、彼はめげるどころか終始笑顔。ついに完璧ではないが点数計算を覚えてみせた。
メンバーの彼と同級生だったというB君はと言えば、店長から同じ提案をされ、笑顔で「します」と言ってたのに、気が付けばアガって点数が言えなくてモジモジしてる始末。
きっとその場で今まで以上に負けるのが嫌なんだろう。
でもそれじゃ、点数計算は覚えられない。負けて悔しくて、覚えなきゃ勝てないって心の底から思わないと覚えられない。
今のままでも、麻雀だからツイたツカないでそこそこは勝てる。
きっとそのそこそこのラインが崩れてしまうのが嫌なんだろう。
まあ、それが普通なのかね。ってことにしないと、うちのスタンダードがそこにあるわけだから。
何事もそうだが、先の見えない未来に対して投資するということは難しい。
大抵の人は目先の勝ち負けに捉われ、小銭を拾ってしまう。
自身の成長のために平気な顔してお金や時間を費やせるような人が成功するんだろうなあ。
本当に難しいことだけどね。
そういえば最近根性のある若者が少ないなあ。
うちではよく格下相手というのを表現する時、スライムと言ったりするのだが、ほとんどがスライムを探しているのが現状。
スライムとやったってレベル上がんないから。
俺も昔はぬののふくとひのきのぼうでよくゾーマに挑んだもんだなあ。